つくばの公園と周辺を直接的に設計された担当者だったと思われます。今回の石畳破壊に関連して、注目すべき点がありました。それは、
参考文献)都市空間の公園と舗装-筑波研究学園都市の公園- 石田勝大氏(当時住宅・都市整備公団)
つくばの公園と周辺を直接的に設計された担当者だったと思われます。今回の石畳破壊に関連して、注目すべき点がありました。それは、
会に賛同する方より、貴重な資料を入手いただいました。
第2回市民シンポジウム よりよいつくばのまちづくりを考える
-景観価値の共有に向けてー 報告書
主催NPOつくば建築研究会
タイトルは”生活空間としての歩行者専用道路”で、昭和45年ごろのつくば研究学園都市建設にかかわるエピソードがまとめられています。
執筆者は、当時の建設に深くかかわられておられた高橋保雄氏(株式会社国際開発コンサルタンツ相談役)です。
そして、この資料のP31に歩行者専用道路に関する話として、
1)歩きやすさ
2)メンテナンス
3)景観
4)経済性
の順位で、目的や利用者層を想定して選定され、歩道部は自然石、自転車道はアスコン、住区歩専道は平板・現場うちコンクリートとなったとあります。
これに対して、市の説明する工事の理由は、上記の3)を除いた歩きやすさ、メンテナンス性、経済性です。
環境都市つくばとして、まちづくり・景観価値についてのシンポジウム開催、つくば都市景観計画の策定などなど、景観については、大変意識の高いつくばであるはずですが、なぜ、今回のような石畳を破壊するという工事が容認されるのでしょうか。
つくば公園通り(ペデストリアン)で進められている改修工事の一環として、
洞峰・赤塚地区の石畳が破壊予定ということから立ち上がった当会ですが、
あらためて、全区間を現地調査し、資料にまとめました。
ご一読のうえ、今回の石畳の破壊の必要性・妥当性について検討いただければと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
▼つくば公園通り(ペデストリアン)の現状 PDF資料 461KB
つくば公園通りの石畳を壊す工事の現場作業員の方々に、
どう思うか聞いてみました。
返ってきた答えは
「俺たちだって勿体ないと思って壊している」でした。
当然です。
彼らだってこの道を今新たに作ろうとすればとんでもない費用がかかる事くらい分かります。
仕事だから仕方なしにやっているのです。
数多くの市民に壊すなんて酷いと言われたそうです。
生活のためとはいえ貴重な「作品」「街の財産」をためらい無く壊せるわけがありません。
つくば市役所 道路課はこんな酷い工事の発注は二度とやめてください!
そもそも、市議会の委員会質問でも道路課は的を得ていない回答ばかりだったようですが、
この石畳区間の存在をろくに把握せず工事を発注したのではありませんか?
つくば公園通りの石畳破壊問題を地元紙の常陽新聞さんが
2014.3.15(土)の1面で取り上げてくださいました。
ありがとうございました。
まさか1面で取り上げられるとは思いませんでしたので、皆驚きました。
左カーブに精巧に配置された石畳が分かりやすい良い写真ですね。
一つ補足しますと、記事中で700mとありますが、
元々は1000mほどあった石畳は300mほど既に壊されてしまっていますので、
残りが700m無いくらいの距離となっています。
既に何社か他にも取材依頼が来ておりますので、
今後もどこかで報道されるかもしれません。
新聞/TV/雑誌など報道、ネットニュース/Blog等で取り上げて頂ける場合は、
全力でご協力致しますのでお気軽にご連絡ください。
貴重な石畳をアスファルトにするなんて話、他にご存知でしょうか?
こんなめちゃくちゃな話は日本広しといえどもなかなか無いと思います。
2014年3月13日(木)つくば市議会の建設常任委員会にて
つくば公園通りの石畳アスファルト化問題が取り上げられるという事で、
当会より3名傍聴致しました。
冒頭約40分に渡り、議員と担当課による質疑応答・論議が行われました。
そこで分かった事は、
という事です。
一刻も早く全市議会議員に現地を見て頂きたいのですが、
あいにく大半の議員さんとはまだ連絡が取れていません。
是非知り合いに議員さんがいるようでしたら、
現地を見て頂けるよう情報をお伝え頂けますと幸いです。
支援してくださっている市議会議員の皆様、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します!
議事録は後日、市議会の公式サイトで公開されるかと思います。
2014/3/16(日)、石畳を守りたい9名が集まりました。
ほとんどが初対面。共通するのは石畳の良さへの想い。
これまでの経緯の共有、そして、今後の方針について、3時間半にわたり話し合いました。
次回は、2014/3/30(日)13:00~ つくば市梅園2丁目にて行います。
関心をお持ちいただいた方、ぜひ、お集まりください。
参加頂ける方はお気軽にご連絡ください。
茨城県つくば市に、
日本を代表すると言っても過言ではない長さ1km以上にも渡る立派な石畳の遊歩道があります。
筑波研究学園都市最大の遺産といっても良い道です。
ところが現在、住民の知らないうちに一部が既に壊されてしまい、
今後全てが行政によって壊されアスファルトになろうとしています。
議会で論議される事無く予算が通ってしまっていたため、
市議会議員ですらこの事実を知っている方は恐らく一人もいなかったのではないでしょうか。
これは酷いという事で石畳の破壊を阻止するため、
近隣の住民有志で(仮称)つくば公園通りの石畳を守る会が急遽発足しました。
当サイトでは新たな動きが出次第、情報を掲載してきますのでよろしくお願い致します。