参考文献)生活空間としての歩行者専用道路 高橋保雄氏(NPOつくば建築研究会2007年報告書より)

会に賛同する方より、貴重な資料を入手いただいました。

第2回市民シンポジウム よりよいつくばのまちづくりを考える
-景観価値の共有に向けてー 報告書
主催NPOつくば建築研究会

タイトルは”生活空間としての歩行者専用道路”で、昭和45年ごろのつくば研究学園都市建設にかかわるエピソードがまとめられています。
執筆者は、当時の建設に深くかかわられておられた高橋保雄氏(株式会社国際開発コンサルタンツ相談役)です。
そして、この資料のP31に歩行者専用道路に関する話として、
1)歩きやすさ
2)メンテナンス
3)景観
4)経済性

の順位で、目的や利用者層を想定して選定され、歩道部は自然石、自転車道はアスコン、住区歩専道は平板・現場うちコンクリートとなったとあります。

これに対して、市の説明する工事の理由は、上記の3)を除いた歩きやすさ、メンテナンス性、経済性です。

環境都市つくばとして、まちづくり・景観価値についてのシンポジウム開催、つくば都市景観計画の策定などなど、景観については、大変意識の高いつくばであるはずですが、なぜ、今回のような石畳を破壊するという工事が容認されるのでしょうか。

▼つくば建築研究会報告書2007より一部抜粋

第2回市民シンポジウム よりよいつくばのまちづくりを考える -景観価値の共有に向けてー 報告書

第2回市民シンポジウム よりよいつくばのまちづくりを考える -景観価値の共有に向けてー 報告書

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